相棒 劇場版2 を見てきた(ネタバレ注意)
2010年 12月 23日
さて相棒の劇場版2を見てきました。
感想の前に映画館感想。
うちの家は京都よりの大阪で、映画館に行こうと思ったら電車で1時間で行くか、ほぼ京都の県境にある、複合施設の中にある映画館に原付バイクで30分ぐらいかけていかないとないのですよ。
で、今日はイナズマイレブンの映画も公開日でして、公開時間を計算して
9時半からのイナズマイレブンをみる→昼飯→12時45分からの相棒を見る
これで行こう!と思ってたのですが・・・
9時半15分前ぐらいについたのですが、なんかいつも行列なんて出来てないのに、今日は行列がすごかった・・・
子供に人気のイナイレ&大人に人気の相棒の所為だったみたいでした。
とりあえず並ぶ→全然進まない→きがつけば9時半回ってる
という状況で、イナイレの時間が過ぎてしまってました・・・。
仕方なく、相棒を見よう・・・と思ったのですが、相棒は9時40分からなのに、まだチケットかえねぇ・・・
結局チケット買えたのは9時45分でした。
ただ5分過ぎてましたが、別映画の予告放送時間だったので、なんとか相棒は最初から見る事ができました。
しかし、自分は映画館の中が暗くなる前に席には付いていたかったのですよ・・・片目しかコンタクトしてない状況で、暗いと遠近感に自信がなくて・・・まぁ、案の定、階段でこけました(゚∀。)
で、イナナレなんですが、2Dと3D両方やってて、自分は3Dを楽しめないので2D見たかったのですが、2Dの次回上映時間が17時とか・・・
ってなわけで、今日のイナナレは諦めました(つxT)機会があればまたいこう・・・
さて、ここからは相棒の感想です。
ネタバレ注意ですので、これから映画見に行く人は、この先は読まないでくださいね。
さて、相棒のドラマを見ている人なら解ると思いますが、相棒って「スッキリ」と終わる話と「モヤモヤ」として終わる話と大きく分けて2通りの終わり方あると思うのですよ。
例:犯人は捕まったけど、本当に悪い人は法には裁かれないで終わる
とか。
今回の映画は・・・まさに後者な話でした。
ってなわけで、個人的評価
60点ぐらい
の映画でした。
まず・・・予告を見すぎてて、かなり面白いと思って観た為に、余計に肩透かしを食らった感じです。
あとサブタイトルに騙された感じもしますねぇ・・・。
特命係の一番長い夜
とありますが、その割に一瞬でその事件自体は終わってました。
その事件から、その真相を暴く・・・ここらへんは相棒のいつもの流れなんですけどね。
つまり、ある意味詐欺なタイトルだと思った。
|-`).。oO(ただ、本当の意味で事件解決するまで、夜は明けない・・・という意味が含まれてるかもしれませんけど、相棒好きならまだしも、知らない人がこの映画を観たら、上に書いた感想になるんじゃないかなぁ?
それと
「あれ?映画でやるような話かなぁ?」
と思ってしまいました。
長い夜でいうなら、昔あった「バベルの塔」の話のが、映画っぽい作りで、あっちのが一番長い夜なんですけどねぇ・・・。
これが相棒らしいといえば、相棒らしいのですのですが・・・昔、ある漫画家が言ってた言葉があります。
「笑顔とハッピーエンドがエンターテイメントの基本」
と。
映画はエンターテイメントなので、そういう部分が観たい・・・ここが個人的には強いので、今回の映画はそういう意味では・・・・ちょっと残念。
あと、前作と比べると、全体的にパワーダウンしてる感が否めないです。
相棒の基本はアクションではなく、人の心に訴える話と、セリフ・・・だと思います。
ただ、それが子供には退屈に思うし、相棒の知らない人にとっては「ツマラナイ」となる部分だと思うのです。
前作の映画は相棒が知らない人が見ても結構楽しめる作りだったと思うのですよ。
不可解な連続殺人、ラジコンで爆弾を誘導し、それを阻止、爆弾犯とのネットを通じてのチェスでの心理戦、マラソンが人質、そして、それを食い止める警察・・・さらに、真犯人いて、最後は相棒らしく終わる。
と、相棒のドラマ要素を組み込みつつ、映画として、エンターテイメントしてたと思うのです。
が、今回はあくまでも「相棒」という感が強く、相棒を知らない人には楽しめない作りだったんじゃないかなぁ?
最後に一番納得いかなかったのが
相棒キャストの一人を、TVではなく映画で殺すか・・・ここです。
TVドラマが終わって、その続きが映画で・・・の展開ならまだ解るのですが、ドラマはまだ続いてるし、これからも続くでしょう。
それなのに、映画の中で殺してしまったらドラマしか見てない人にとっては「あれ?あの人いつなくなったんだ?」となると思うのです。
映画はあくまでも外伝的な要素だけで留めて欲しかったな・・・。
と、映画観終わってからこう、すっきりしないのも久しぶりでしたわー。
ただ・・・この映画を観ないと、相棒は語れないと思うので、ファンなら観ないといけないかもですな(´・ω・`)
あと、現在放送中のシーズン9を観てて「?」と思ってた部分が、映画を観て解ったのがスッキリしましたがw
・これまでのシリーズでかならず出てきてた官房長が、このシリーズには出てきてない理由
・神戸と陣川公平が最初に出会ったのがいつだったのか
ただ・・・ただねぇ・・・今回の映画は薫ちゃんがいなくなった時以来の胸にぽっかり感がする終わり方でした。
うーん、あの人が居なくなって、これからの相棒はどうまた変わっていくか・・・ここらへんを気にしながら今後の相棒に付き合っていきますか・・・(´・ω・`)
そんな感想でした。